退院後・9月の憂鬱

つわりの期間中で、一番しんどかったのは入院した頃よりも9月頃だったかな〜と思います。


退院後、8月いっぱいはまずまず元気で、無理やりでも食べるように心がけていたのでそうそう点滴にも通わずに済みました。

ところが9月に入ってまた頻繁に吐くようになってしまった・・・
まだつわりは終わりじゃなかったんだ〜


もう胎盤が完成して赤ちゃんにより栄養が渡るようになる時期だと思うので、それでもめげずに食べ続けたのですが(ありがたいことにお義母さんが食事を毎日届けてくれた!!!)これが良かったような悪かったような・・・
体重が下げ止まったことはよかったかも。

でも食べては吐き、吐いては食べ・・・を繰り返してるうちにいろんな二次災害が(><)
もう2ヶ月も吐いていると、こわいことに人間、吐くことにも慣れちゃうんですよね。ちょっと苦しいとためらわずトイレに行くようになってしまって・・・そうやって頻繁に吐いているうちに吐き方も強くなって、胃がからっぽでも胃液まで吐くようになってしまいました。
それで1日中、波がなくずっと吐き気がある状態に。


吐くということは、体にものすごい負担があるということで・・・
体力も消耗するし、胃だけじゃなくいろんな内臓にもダメージが出る。
胃液を吐くと食道も荒れるし、血流も悪くなって悪い気もたまる。


ということで、頭痛や、背中に激痛もしょっちゅう出るようになりました。
頭痛がすると音楽や本やテレビもダメなので、気を紛らわす術もなく、ただ布団に丸まって眠気がくるのを待っているだけ。


そんな状態の出口が見えないのがつらかった!
一般的に、12週頃には落ち着いてくる人が多いと聞いていて、私はつわりのスタートも早かったから、いくらなんでも8月が終わればラクになるはず!って思いで前向きにいられたのですが・・・
こうなってくるといつまで続くのかわからない。
病院でも、はじめは「あと少し!あと少しの我慢!」と励ましてくれたけど、だんだん「生むまで吐く人もいるけど赤ちゃんは育つから大丈夫よ〜」と長期戦も覚悟せい!なスタンスに(^^;


そしたらなんだか気持ちが切れかけてしまって・・・
時々、涙ポロリ(;;)とかしてしまった。

でもつわりは病気ではないから・・・最終的に必ず終わりは来る。
これが本当に先の見えない病気の人だったら、どんなにつらいだろうか・・・ああ、普通に普通の生活ができるって幸せなんだなあ、とか、しみじみ感じたりもしてました。

そんなわけで、9月が一番精神的にきつかったですね〜。