入院生活

入院は1週間ほどしました。
家族も病院に入ってむしろほっとしたみたい。

今振り返ると、この入院をしていなかったらもっと大変なことになってたかも。すごくいい充電期間になりました。

何よりの収穫はバランスのとれたごはんが食べられたこと!

初日の昼食をいきなり1/2たいらげたのには我ながらびっくり。
その後も毎食半分ちょっとは食べました。
いろいろ理由はあって・・・

まずこの時期一番落ち着く場所になっていた病院にしばらくいられるという安心感。そんな心理的な影響か、病院の匂いはなぜか心地よかったこと。
外来より多い2000mlの点滴に朝から夕方までつながれてたのもよかった。(点滴大〜好き!になってたしww)
お金かけて入院したからには何か良くならなきゃ!という気合い(笑)
あと、いくら食後に吐いても、食事を用意してくれた人の目の前で吐くわけではない、っていうのが気兼ねがなくて思い切って食べられました。
やっぱり家族の目の前で食べた途端にトイレに駆け込むのはなんだか申し訳なくてね〜〜

あ、あと単純にこの病院の食事は噂に聞いてた通りとってもおいしかった!って理由も。(お産の入院の時も期待できるな〜♪)

食べた分全部もどすかっていうとそうでもなくて、吐き気がよく出たのは点滴が終わった夜くらい。日中ましなだけでもかなりラクでした。


食べるってことがどんなに大事なことか本当によくわかった!!
初日の尿検査でやや+だった尿中のケトン体(体が飢餓状態だと出るものらしい)も2日目にはすっかりマイナスで、もう明らかに体のパワーがちがう!
点滴だけでも体は維持できるけど、きちんとした食べ物から得るエネルギーは比べ物になりません。



で、私が入院した6人部屋には実にいろ〜んな人がいて、向かいのベッドの人は早産の兆候があって自由に歩くこともできないし(しかも2ヶ月以上入院するかもしれないらしいし)、子宮筋腫ですごく痛そうな人もいるし、私よりちょっと遅れてつわり入院してきた人は元が細いからもっとヨロヨロでトイレ行くにも看護婦さん呼んでるし・・・


看護婦さんたちはみんな優しくて、私にもとにかくな〜んにも考えずに寝てればいいのよ、って言ってくれたけど、ん?なんか私って案外、元気な部類なんじゃない!?って他の人見てたら思えてきて(^^;
それでちょっと気持ちがシャキっとしたっていうのもありました。


ベッドの空きには余裕のある病院なので、入院期間はおまかせ、居たいだけ居ていいよ、という珍しい方針でしたが、吐き気が完全にとれるまで・・・なんていったらいつになるかわからないし、そこまで贅沢はできないから、顔色が青からピンクに戻った1週間後、自宅に帰ってみることにしました。